【東京】練馬駐1普連教育隊(教育隊長・高岡2陸佐)は6月25日、同駐で第16期自衛官候補生課程教育修了式を行った。
自候生121人は、全員で国歌を斉唱。その後、任地の告達を受け、代表して山本和真(かずま)自候生が教育修了申告を行った。入隊式の時よりも洗練された動作で、教育を通じて成長した姿を見せた。
式では、東部方面総監と1師団長からの祝電が披露され、師団長褒賞、練馬区防衛協会会長褒賞、連隊長褒賞による表彰が行われた。
執行者の1普連長・小倉1陸佐は式辞で、「前期で体得した(1)基本基礎(2)団結力―について、終わりなき修養を行い、自らに与えられた使命を自覚して責任を全うしてもらいたい」と要望した。
修了式後、陸自1音楽隊が演奏を披露。自候生は約3カ月の厳しい訓練をともに乗り越えてきた同期との時間を思い出すかのように聴き入っていた。
自候生たちは2陸士に任命され、7月1日に練馬駐をはじめ、北は北海道から南は九州まで、それぞれの任地に異動した。
1普連教育隊は「自候生たちは任地で各職種の専門的な知識や技能を身に付け、今秋には第一線の自衛官として活躍することになる」としている。
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陸上自衛隊 第1師団:第1普通科連隊
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