【石川】金沢駐14普連(連隊長・根本1陸佐)は6月17日、石川県知事からの災害派遣要請を受け、奥能登地区2市2町(輪島、珠洲両市、能登、穴水両町)で自治体職員や消防、病院関係者に対し、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する教育支援を実施した。

 石川県は人口10万人当たりの累計感染者数が全国2位と多く、特定警戒都道府県にも指定されていた。

 隊員は各会場で、防護服の着脱要領、ゾーニング、消毒要領など、感染拡大を防止する知識と技能を教育。特に防護服の脱衣手順の重要性を認識させるなど、基本的事項を徹底させた。

画像1: 自治体職員らに感染防止教育|金沢駐屯地

 珠洲市と能登町で教育支援を行った3中隊長の竹内1陸尉は、「新型コロナウイルスを正しく恐れ、基本を守ることが、感染防止の第一歩であり、基本的事項の普及を図ることができた」と述べた。

 金沢駐広報室は「市中への感染拡大防止に係る災害派遣の任務を完遂した」としている。

画像2: 自治体職員らに感染防止教育|金沢駐屯地

◆関連リンク
陸上自衛隊 第14普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/butai/butai/14i/index.htm

陸上自衛隊 金沢駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/butai/sta/kanazawa/

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