画像1: 隊員3人がセレモニーフライト|海自22航空隊

 海自22航空隊(司令・大山1海佐)は昨年12月22日、同隊副長の藤原誠2海佐、224飛行隊の治金学3海佐のラストフライトとともに、初めて機長でフライトする221飛行隊の藤原大地3海尉(藤原2佐の長男)のセレモニーフライトを大村基地で行った。

 絶好のフライト日和の中、3人はそれぞれの思いを胸に基地を飛び立ち、訓練した後、編隊を組んで基地に帰投した。

 フライトを終えた藤原2佐と治金3佐は、22空司令に対しラストフライトを報告した。家族から花束を受け、出迎えた多くの隊員から祝福された。

 藤原2佐は「今日まで安全に航空機を運航できたのは、整備員や基地員、同僚や家族の支えがあってこそ」と感謝した。

 治金3佐は「年末年始は応急待機に就くため、本当の最終フライトはまだ先になるかもしれない」と気を引き締めながら話した。

 一方、初フライトを終えた藤原3尉は「中学生の頃、父親が操縦するヘリコプターに体験搭乗した際、操縦かんを握る父の姿に憧れ、同じ道を志した。今日がスタートラインだが、いつか父を超えられるよう精進していく」と語った。

 22空は「フライトの様子は地元テレビでも紹介され、市民に海自を知ってもらうキッカケになった」としている。

画像2: 隊員3人がセレモニーフライト|海自22航空隊

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海上自衛隊 第22航空隊
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