函館地本長の小幡哲也1海佐は3月1日、昨年12月18日付で採用された予備自衛官補(技能・海自)の吉水正彦さんに辞令書を交付した。海自の予備自補採用は海技士の資格を有する者を対象に平成28年度から開始された。
今回採用された吉水さんは函館を定係港とする高速フェリーの機関長で、「自身の技能を生かしたい」と予備自補に志願して合格。北海道内で初の海自予備自補が函館地本管内から誕生した。
小幡本部長は交付式で「10日間の教育訓練を通じて自衛隊に関する知識と技能を修得し、船での勤務経験を生かして任務に対応できる海自予備自衛官になってほしい」と激励した。
吉水さんは「とにかくやってみなければ始まらない。教育訓練に参加する予備自補の仲間と助け合って頑張りたい」と意欲を見せていた。
予備自補(技能)は5日間の教育訓練に2回参加し、修了後に予備自に任命される。
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