画像1: 女性自候生195人に教育開始|久留米駐屯地

 久留米駐西方混成団(団長・古庄1陸佐)の118教育大隊は4月6日、女性自衛官候補生195人に対する入隊式を行い、6月30日までの教育を開始した。

 教育を担当する324共通教育中隊の二宮真理2曹は「自分が入隊した頃を思い出し、尊敬される班長になれるよう一生懸命努力します」と話した。

 伊沢夏菜自候生は「入隊式に臨んで気持ちが引き締まった。仲間を大切にして最後まで頑張ります。訓練は大変ですが、新しい浴場でしっかりと身体の疲れを癒やし、新たな気持ちで訓練に臨みます」と述べた。

 西方混団には多くの女性が入隊するため、生活環境を改善。一度に約70人が利用できる女性自衛官浴場を3月、既存の隊舎から独立した場所に完成させた。また生活隊舎3フロアのトイレを全て洋式にした。

 昨年8月の教育編成では、324共通教育中隊長や中隊先任上級曹長に女性を配置するとともに、区隊長や班長、助教らに女性隊員40人を配属し、生活環境を含め万全の教育態勢を整えた。

 118教大は「自候生課程は、自衛隊で1回しかない教育。『やり直しのきかない実戦』との共通認識の下、一丸となって教育にあたり、真に戦える陸士を育成していく」としている。

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