画像1: 登山大会コースの境川を清掃|別府駐屯地

 別府駐(司令・山田1陸佐)は3月24日、同駐に隣接する境川の清掃ボランティアに修親会の30人、曹友会の28人、陸士会の21人、自衛隊別府病院2人の合わせて81人を参加させた。毎年4月開催の、今年で32回目となる「べっぷ鶴見岳一気登山大会」を前に、コースとなる境川を清掃し、大会参加者に気持ちよく楽しんでもらうのが狙い。地域住民に防衛省と自衛隊や同駐への理解促進も図り、協力は昨年に続けて2回目。

 参加者は別府市の海岸清掃組、上流から下流へ下るコース、下流から上流へ登るコースの3班に分かれて清掃を開始。境川を守る会の会員や周辺自治会の住民と連携し、缶やペットボトルや川の中のごみを拾い集めた。回収したごみは川岸の草を含めた約80袋となり、別府市の協力を得て処理してもらった。

 2中隊の前田克之3尉は「清掃を通じて環境の美化を図るとともに、地域の人々と交流できた。鶴見岳一気登山で美しい別府の街を楽しんでもらいたい」と話した。

 広報班は「今回の活動で地域住民との親睦を図り、自衛隊に対する理解を深めることができた」としている。

 同大会は、海抜0メートルから1375メートルの鶴見岳山頂まで車道を一切通らない日本唯一の大会として知られている。

画像2: 登山大会コースの境川を清掃|別府駐屯地
画像3: 登山大会コースの境川を清掃|別府駐屯地
画像4: 登山大会コースの境川を清掃|別府駐屯地

◆関連リンク
陸上自衛隊 別府駐屯地
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