鹿追駐(司令・矢野2陸佐)は4月27日、創立62周年記念行事を行い、鹿追町長ら多くの来賓や地域住民約800人と共に祝った。
式典で矢野司令は「鹿追駐の各部隊が隊務に邁進できたのは、地域や協力諸団体の皆様のご支援ご協力、また厳しい時代に難局に立ち向かって任務を全うしてきた諸先輩方の努力の賜物です」と感謝。その上で、「我々は、これまでの伝統と脈々と受け継がれてきたDNAを鹿追駐の歴史として受け継ぎ、全身全霊をもって駐屯地の充実・発展に取り組むことを誓います」と決意を述べた。
式典後、隊員たちが整斉と行進を披露するとともに、各戦車中隊がそれぞれ警備担当地区の町旗を掲げて行進すると、見学者が大きな拍手を送っていた。
訓練展示では、戦車部隊を主力とする攻撃要領を披露。見学者は轟音と共に突入する戦車、目の前で展開される戦車砲や機関銃の空包射撃に歓声を上げていた。
イベント会場での戦車試乗、装備品展示が注目を集め、「戦車の試乗を楽しみにきました」と話す若者が多くいた。
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【鹿追駐屯地】陸上自衛隊 第5旅団
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