宮崎地本(本部長・荒井1空佐)は、5月4、5日の両日、宮崎港で開催された「宮崎みなとまつり2019」(宮崎市主催)に主役として参加した海自輸送艦「くにさき」と共に艦艇広報を行った。同港に輸送艦が寄港するのは初めてとあって、一目見ようと約4万5000人が訪れた。
一般公開で地域住民らは艦内を見て回り、エアクッション艇(LCAC)のほか、都城駐43普連が展示した軽装甲機動車や高機動車、偵察用オートバイも見学し、自衛隊理解を深めていた。特に、甲板に上がるエレベータへの搭乗は人気があった。
4日には宮崎県防衛協会会長を務める知事との艦上昼食会、募集対象者らへの特別公開のほか、体験宿泊も行った。地本はブルーマリン(海自佐世保地方総監部)と共同で防災体験コーナーなどを開設。来場者に患者搬送やロープワークを体験してもらい、自衛隊理解を深めてもらった。今年4月にリニューアルした地本のキャラクターも広報に一役買った。
宮崎地本は「引き続き艦艇広報を積極的に活用し、自衛隊への理解と親近感の醸成を図っていく」としている。
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