愛知地本(本部長・福重1陸佐)は5月26日、蒲郡市民会館で開かれた海自東京音楽隊による市制65周年記念コンサートを支援した。東音が愛知県で演奏するのは3年ぶり。自治体関係者や、大学学長・高等学校長をはじめ、教職員や吹奏楽部生、一般公募で当選した幅広い年齢層の吹奏楽ファンなど計約1500人の聴衆が聴き入った。
音楽隊はクラシックやオペラ、アニメ、映画の挿入歌、ポップスなどの多彩な曲目を披露して拍手を浴びた。愛知県出身で歌姫と呼ばれる中川麻梨子3海曹が聴衆を魅了した。また、この演奏会を最後に定年を迎える多田曹長がサックスのソロ演奏を披露すると会場は割れんばかりの拍手に包まれた。
アンコールでは東音隊長の樋口2海佐が音大出身の地本広報官、小川優菜3海曹に「一緒にやろうよ」と呼び掛けてサプライズ演奏。小川3曹とのサックス演奏が実現し、コンサートの盛況に一役買った。
愛知地本は「これからもコンサートなどのイベントで、市民に自衛隊を身近に感じてもらい、厳しい募集環境の中で優秀な人材を確保していく」としている。
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