画像1: 野外病院を築城、衛生業務を演練|仙台駐屯地

 仙台駐東北方衛生隊(隊長・井内1陸佐)は、8月23日から30日の間、王城寺原演習場で第3次隊集中野営訓練を行った。作戦名は「完全救命作戦」。約200キロの車両行進に引き続いて展開地進入、2施団の支援を受けた野戦築城や支援施設の開設のほか、衛生科業務の運営などを総合的に演練し、錬度向上を図るのが狙い。

 訓練の中で、隊員たちは、10施群の支援を受けて築城された半地下化した野外病院隊の集約型治療施設の抗堪性を強化しながら、円滑な業務運営が可能な施設として開設し、その後の野外病院の運営を安全かつ効率的に行った。

 訓練に併せ、衛生隊が担任する新隊員特技課程「衛生」などの総合訓練も実施。新隊員たちは、訓練を教育の総仕上げと位置づけ、2カ月間で習得した中隊救護員などとしての知識や技術を発揮した。その上で、各隊員が中隊救護員としての資質と識能を再確認した。新隊員は9月13日、各部隊に配置された。

画像2: 野外病院を築城、衛生業務を演練|仙台駐屯地
画像3: 野外病院を築城、衛生業務を演練|仙台駐屯地

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