神町駐20普連(連隊長・梶1陸佐)は9月7日、山形空港で「大規模地震時医療活動訓練」のSCU(航空搬送拠点臨時医療施設)設置運営訓練に消防や地方自治体など24機関と共に参加した。
訓練は「首都直下地震が発生して首都近郊は震度7を観測し、広範囲で強い揺れが起こった。埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県で家屋の倒壊、火災により傷病者が多数発生した。山形県は山形空港にSCUを設置し、航空機で搬送される重症患者の受け入れ体制を整えることを決定した」との想定で実施。
参加した20普連本管中衛生小隊は、航空機で山形空港に搬送された重症患者をSCUに受け入れる任務を担当し、航空機から担架に移す際に声を掛け合って迅速な搬送訓練を行った。
20普連広報班は「訓練を通じて、それぞれの機関とSCUの設置や運営手順とともに連携要領を確認し、災害時の医療救護・搬送の備え強化することができた」としている。
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