画像1: 「くれないの塔」慰霊祭で弔意|鹿児島地本

 鹿児島地本奄美大島駐在員事務所(所長・森田2海尉)は9月15日、奄美市らんかん山の「くれないの塔」で行われた57年前の対潜哨戒機P2V墜落事故の慰霊式に参加した。

 昭和37年9月3日、海自鹿屋航空基地所属の哨戒機は鹿児島県知事の要請で奄美大島へ輸血用血液を緊急空輸中にらんかん山に墜落し、地域住民1人を含む13人が犠牲となった。事故の翌年、奄美大島青年会議所が募金活動などを行い、市民らからの寄付金を基に慰霊碑としてくれないの塔を建立した。3本ある塔はP2Vのプロペラをかたどり、同型機の車輪も設置されている。奄美市は事故のあった9月3日を「献血の日」と定め、毎年慰霊式を実施している。

 この日は悪天候のため、慰霊碑がある山には登らず、麓に祭壇を設置して慰霊。海自鹿屋空基1空群司令の川村伸一海将補、今年3月に開設した陸自奄美駐司令の平田浩二1陸佐のほか隊員4人、鹿児島県隊友会奄美支部会員らが列席した。

 式典で川村群司令は「57年前の事故の経緯、その後の地域住民との心のつながりについて隊員に教育し、いかなる事態にも即応し得る部隊を目指して地域住民の期待に応えていく決意です」と弔意を述べた。一方、鹿屋基地に配備されて間もないP1哨戒機が慰霊の飛行を行った。

 参加者は「事故の記憶を風化させず、これからも後世に語り継いでいく」と話していた。

画像2: 「くれないの塔」慰霊祭で弔意|鹿児島地本
画像3: 「くれないの塔」慰霊祭で弔意|鹿児島地本
画像4: 「くれないの塔」慰霊祭で弔意|鹿児島地本
画像5: 「くれないの塔」慰霊祭で弔意|鹿児島地本

◆関連リンク
自衛隊 鹿児島地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/kagoshima/

海上自衛隊 鹿屋航空基地
https://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/

哨戒機「P-1」|航空機(固定翼)|装備品|海上自衛隊〔JMSDF〕オフィシャルサイト
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/aircraft/patrol/p-1/



This article is a sponsored article by
''.