北千歳駐1特科団(団長・片岡陸将補)は、9月4日から10日の間、3地対艦ミサイル連隊の訓練を検閲した。対着上陸作戦における地対艦ミサ連の一連の行動を評価するとともに、進歩向上を促すのが目的。
3地対艦ミサ連は、北海道大演習場H0地区での統裁官訓示、基本基礎錬度点検を受けた後、同駐を出発。上富良野、美唄、留萌の演習場を広域に展開し、迅速な陣地偵察や占領などを行った。隊員たちは敵の弾道ミサイルや遊撃、航空攻撃、艦砲射撃などを受けながらも所命の時刻までに対艦戦闘準備を完了させた。
隊員たちは、ミサ連隊長が要望した「生き残って戦え」「部隊を確実に指揮・掌握せよ」「健康管理・安全管理の万全」の下、野戦特科精神を発揮し、一丸となった行動と対艦戦闘を実行して任務を完遂させた。
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陸上自衛隊 第1特科団
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