兵庫地本加古川地域事務所(所長・河野1陸尉)は9月8日、姫路駐で加古川青年会議所会員40人による「災害の取り組みの研修」を支援した。会員たちは、西日本豪雨や熊本地震などでボランティアとして活動した経験があり、災害時における自衛隊の知識を習得することで今後の活動に役立てるのが狙い。
姫路駐広報班長の中岡2尉が会員たちに同駐の概要を説明。その後、3特科隊のレンジャー隊員4人がロープ橋や患者搬送、ロープワークなどを指導した。
会員からは「災害がないことが一番だが、訓練で得た知識を忘れないようにしたい」「レンジャー隊員に直接教えてもらう貴重な体験ができてうれしかった」「家に帰って子供たちにもレクチャーしたい」「ロープの結び方によって安全に助けられるので、救助活動に有効な手段だと知った」などの話があった。
兵庫地本は「これからも防災訓練などを通じて市民に自衛隊理解を深めてもらうとともに、自衛隊の魅力を発信して防衛基盤の拡充に努めていく」としている。
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