2019年春入隊した「自衛官候補生」にインタビュー!

野田 真桜(のだ まお)
22歳 陸上自衛官候補生 朝霞駐屯地女性自衛官教育隊第2共通教育中隊 熊本県熊本市(2019年5月22日当時)

どうして自衛官になろうと思ったのですか?

 2016年4月、出身地の熊本で起きた大地震で実家が半壊し、両親ら家族が避難所生活を送りました。私は東京の音楽大学に通っていて被災を免れましたが、毎日、テレビのニュースに釘付けでした。がれきや土砂を懸命にどけながら捜索や人命救助を行うたくさんの陸上自衛隊員の姿を見て、隊員に対して感謝と尊敬の気持ちを抱きました。小学生から親しんできたトロンボーンの演奏を大学教授に師事して学ぶ中で、「災害で困っている人を音楽で勇気づけられる演奏家になりたい」と強く思うようになり、陸自の音楽隊員に憧れを持つようになりました。

どんな自衛官を目指していますか?

画像1: 【自候生インタビュー10弾】人は悩んだ分、必ず笑えるようになる

 陸自には来日した外国要人を栄誉礼で迎える「特別儀仗隊」があります。その活動を支える陸自東京中央音楽隊の一員となり、トロンボーンを担当したいと思っています。特別儀仗隊は陸自だけに存在する部隊なので、進路を陸上自衛隊に絞りました。自衛隊に音楽隊があることは幼いころから知っていて、中学の時に漠然と「入りたい」と望んでいました。熊本地震での自衛隊の活動を通じて、被災者を励まして勇気づける音楽隊の活動も知り、音楽隊員を目指す意識が一層強くなりました。単に演奏がうまいだけでなく、被災者の心に寄り添える自衛官を目指します。

これまで頑張ってきたことは?

 小4からトロンボーンの練習を始め、高校では吹奏楽部に入り、演奏技術を磨き、音大ではトロンボーンを専攻しました。母校の音大には陸海空自の各音楽隊に進んだ先輩が数多くいます。音楽隊について、実際に音楽隊員として活躍中の先輩たちを訪ねて話を聞いたほか、例年11月に東京で行われている「自衛隊音楽まつり」に行き、各音楽隊の生演奏を聴いて音楽隊活動のイメージを膨らませました。一方で体力的には自信がなかったので、入隊を見据えて自宅周辺で軽めの走り込みをしたり、体を動かすことを積極的に行いました。

どこの地方協力本部で、どんなサポートを受けましたか?

 大学生の時は東京都練馬区に住んでいたので、東京地方協力本部練馬地域事務所に連絡しました。練馬地域事務所で広報官から3自衛隊の概要について詳しく説明を受け、自候生試験までの計画を立ててくれました。さらに過去問集を使った試験対策のほか、面接練習をしてもらいました。しっかり準備できたおかげで、試験当日は落ち着いて試験に臨むことができました。合格が決まってからも、基礎体力づくりの方法や入隊後の生活で必要となるアイテムなど、入隊に向けて準備するべき細かい注意点やアドバイスをもらいました。どこの地方協力本部で、どんなサポートを受けましたか?

休日の過ごし方は?

画像2: 【自候生インタビュー10弾】人は悩んだ分、必ず笑えるようになる

 よくトロンボーンの練習をしています。隊舎の1階に課業で使う屋内練習場があり、空きスペースの一角を演奏の練習ができるように班長が許可をもらってくれました。所属する教育中隊にもう1人いる音楽隊志望の同期と一緒に練習します。平日は訓練と課業でトロンボーンを吹く時間がないため、腕がなまらないよう週末には短い時間でも楽器に触るようにしています。演奏練習のほかには、同期と外出して食事をしたり、ランチを買ってきて何人かの同期と話しながら教室で食べたりします。ランニングをしてリフレッシュもしています。

これから自衛官を目指そうとしている後輩に一言!

 「人はたくさん悩んだ分、必ず笑えるようになる」という音大の恩師の言葉を常に意識しています。自候生の訓練はきついと感じることも多いですが、集団生活の中で毎日たくさんの発見や気づきがあります。飯盒炊さん、掩体構築、銃の取り扱いなど、一般生活では体験していない初めてのことばかりで日々勉強です。訓練の先にある「人の役に立つ」「困っている人を助ける」と改めて意識すると、とてもやりがいを感じます。精神面と体力面でつらくなっても、自分と一緒に進む同期がいます。絶対に笑えるようになるので、ぜひ一緒に頑張りましょう。

自衛隊の仕事に興味を持ったら…

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