兵庫地本西宮地域事務所(所長・吉田1陸尉)は10月8日、武庫荘総合高校の総合学習(支えあいの研究)を支援した。同校は「災害発生時に役立つ自衛隊のノウハウを生徒に教えてほしい」と地本に依頼。3学年11人、阪神特別支援学校の生徒4人が参加した。地本の学習支援は6月に続く2回目。
今回は「災害時のことを学ぼう」がテーマ。広報官は、生徒にAEDを使用した心肺蘇生法や土のうの積み方などを説明するとともに、体験してもらった。また、非常時の持ち出し袋に準備しておくべき物や心肺蘇生での胸骨圧迫継続の必要性なども話した。生徒からは「映像では分かりにくい動作も、実習で詳しく教えてもらい理解できた」との話があった。
兵庫地本は「これからも生徒の生きる力を育む教育に貢献するとともに、効果的な広報により防衛・募集基盤の拡充を図っていく」としている。
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