国分駐西方混成団113教育大隊(大隊長・北平2陸佐)は11月28日、自衛官候補生41人(うち女性7人)の前期教育修了式を行った。同教育隊が女性の自候生を担任したのは初めて。
式には鹿児島県自衛隊家族会の伊藤正夫会長のほか、部内外から多数の来賓、家族が臨席。自候生たちの成長を盛大に祝った。北平大隊長は式辞で「自信と誇り、そして築き上げた同期の絆を大切にして、後期教育も全力で取り組んでもらいたい」と訓示した。
式の最後は、候補生全員で「遠別離」を合唱。厳しい訓練に耐えて頑張ってきた思いや、教官や助教への感謝の気持ちがあふれ出し、涙を流す自候生もいた。父母もたくましく成長したわが子の姿に涙を浮かべ、式は感動に包まれて終了した。