多賀城駐22即応機動連隊2中隊(中隊長・金子1陸尉)は1月10日、新年の伝統行事として、塩竈神社への「はだか駆け足」を実施した。参加したのは隊員56人。
神社で部隊と隊員家族の安全を祈願するとともに、裸の付き合いで団結を図るのが狙い。同中隊が編成された昭和38年から始まり、天候に関わらず毎年行われている。今回で58回目。
隊員たちは日の出前の午前6時、上半身裸に格闘ズボン、鉢巻きという出で立ちで、中隊長を先頭に同駐を出発。氷点下3度の凍てつく空気の中、塩竈神社までの約5キロを走破した。
神社に到着後、隊員たちは隊列を組み、表参道の202段の石段を一気に駆け上がった。応援に駆けつけた元隊員と共に参拝し、1年の無病息災と団結を祈願した。その後、境内で太平洋に昇る日の出を望みながら中隊歌を高らかに合唱し、さらなる団結を誓った。
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陸上自衛隊 豊川駐屯地 第22即応機動連隊
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