空自防府南基地航空教育隊(隊司令・山本1空佐)は7月12日、第13期自衛官候補生課程1210人(うち女性80人)の卒業式を行った。同課程(前身の教育隊含む)の女性修了者数が1万人を突破したのを祝って、式典前日、多くの女性自衛官が記念撮影を行った。
石橋寛子2空士は「これからも素直に元気に頑張っていきたい」と話し、山川華澄2空士は「先輩方を見習い、早く一人前になりたい」と抱負を述べた。
山本隊司令は「近年、意欲と能力のある女性自衛官の活躍の場はますます広がっている。今後も育児休業を取得する女性自衛官のための代替要員の確保や、男性自衛官の育児休業取得の奨励、災害派遣などの緊急登庁時における子供の一時預かりなど、男女共にワークライフバランスを実現しながら活躍するための各種施策を推進していく」と話した。
航空教育隊は「今後も優秀な人材の育成に努め、全国の部隊に送り出していく」としている。