画像: 海への抵抗感 払拭図る|海自舞鶴教育隊

 海自舞鶴教育隊(司令・松田1海佐)は7月12日、福井県高浜町の和田海水浴場沖で第11期一般海曹候補生、第370期練習員両課程の学生に対し慣海訓練を行った。参加したのは約370人。海上自衛官として海への抵抗感払拭を図り、足がつかない水深でも落ち着いて行動できるよう海に慣れさせるのが目的で、毎年の実施。

 訓練に先立ち、学生たちはプールで長時間水泳訓練を繰り返して訓練に臨んだ。万が一の場合に備え舞鶴警備隊水中処分隊の隊員が見守る中、隊列を守り泳ぎ切った。

 学生からは「入隊時には全く泳げなかったので、これだけの泳力がついたのが信じられない」「仲間と励まし合って泳ぐことができた」「外洋はもっと荒れると聞いているので、泳力をさらに向上させていきたい」などの話があった。

 舞教は「海自志願者の多くは泳力に不安を持っているが、体育教官による的確な指導で泳力は必ず向上する。若者には海を主たる勤務の場とする海上自衛官をぜひ目指してほしい」としている。


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