<広島>陸自中部方面混成団47普連(連隊長・妹尾1陸佐)は10月5日、広島県呉市で実施された「令和6年度広島県総合防災訓練」に参加した。
D-MATへ要救助者引き渡しを訓練など
D-MATへ要救助者引き渡しを訓練など
訓練は、大規模な地震が発生し、広島県呉市内各地で建物倒壊、火災、道路損傷により死傷者が出ているという想定で実施された。
現場に到着後速やかに、同じく訓練に参加した46普連と調整・連携し、土砂、瓦礫がれきを除去して埋没車両から要救助者を救出した後、担架搬送によりD-MATへ要救助者引き渡しまでの一連の行動を実施した。
昨年に引き続いて訓練に参加した本部管理中隊の平嶋即応予備2陸曹は「警察・消防をはじめ、各関係機関と協力・連携したとても有意義な訓練になりました」と実際的な状況による訓練にモチベーションを高めていた。
47普連は「引き続き『常即一体』となり、有事のみならず大規模災害においても素早く対応できる態勢を維持していきます」としている。
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