人命救助、生活支援、官庁間協力、米軍との連携…
データで見る延べ114万人の奮闘
【派遣規模】
・人員=延べ約114万人(最大時約1万4000人態勢)
・航空機=延べ約4600機(同約110機態勢)
・艦艇=延べ約350隻(同10隻)
・統合任務部隊を編成(1月2日~2月2日=編成解除後は陸自中部方面隊を中心に活動)
・即応予備自衛官、予備自衛官の招集(1月8日~2月2日)(即自・約180人、予備自・約20人)
【派遣部隊】
・陸自=中部方面隊、陸上総隊の一部、北部方面隊の一部、東北方面隊の一部、東部方面隊の一部、西部方面隊の一部、大臣直轄部隊など
・海自=舞鶴地方隊、自衛艦隊の一部、呉地方隊の一部、佐世保地方隊の一部、大臣直轄部隊など
・空自=中部航空方面隊、航空総隊の一部、北部航空方面隊の一部、西部航空方面隊の一部、航空支援集団の一部、航空教育集団の一部、航空開発実験集団の一部、大臣直轄部隊など
【人命救助】
・人命救助・行方不明者捜索、孤立地域などからの救出(1月1日~2月23日=約1040人)
・患者の輸送(1月2日~30日=約720人)
・2次避難支援(1月10日~22日=約780人)
【官庁間協力】
・警察の輸送(1月2日~3日=約190人)
・消防の輸送(1月2日~5日、8日=約80人、大規模震災用高度救助車4両)
・内閣府調査チームおよび現地対策本部要員などの輸送(1月2日~4日、2月24日=約60人)
・国土交通省の重機などの輸送(1月14日)=重機1両、ダンプなど13両
(※その他、DMAT・TEC-FORCEなどの輸送も実施)
【生活支援】
・物資輸送(1月1日~3月28日)=毛布(約1万9000枚)
▽燃料=約23万4000リットル
▽食料品=約426万6000食
▽飲料水=約233万4000本(500ミリリットル)
・給食支援(1月4日~4月13日)=約25万9000食(最大時24カ所)
(※富山県における給食支援=1月5日~9日=を含む)
・給水支援(1月2日~4月30日)=約6400トン(最大時111カ所)
・入浴支援(1月6日~8月31日)=約49万6000人(最大時18カ所)
・医療支援(1月3日~3月31日)=約690人(最大時19個チーム)
・道路の啓開(1月2日~2月13日)=約33.44キロ(最大時10個地域)
・倒壊家屋、土砂など(輪島市、珠洲市)の除去(1月4日~2月12日)=家屋56カ所、落石の除去8カ所、土砂など1万3989平方メートル
・民間船舶「はくおう」の休養施設としての利用(1月14日~3月30日)=約2650人
・民間船舶「ナッチャン」の休養施設としての利用(1月14日~3月30日)=約2200人
・慰問演奏(1月20日~2月1日)=14カ所
【米軍】
・米軍輸送機による物資輸送支援(1月17日~19日)=UH60 2機(食料品約3820食など)
【主な活動市町】
・珠洲、輪島、七尾、氷見各市、能登、穴水、志賀各町
令和6年能登半島地震・石川県の被害状況
(8月27日午後2時現在、同県まとめ)
【死者】339人(うち災害関連死110人)
【負傷者】1211人
【行方不明者】3人
【住家被害】8万3432棟
【避難者】市町1次避難所=398人
▽広域避難所=39人
▽県避難所=(1)1.5次避難所(スポセン)17人(2)2次避難所(旅館・ホテルなど)321人
【防衛日報からのおことわり】
能登半島地震における自衛隊の災害派遣活動の終了に合わせ、統合幕僚監部の発表を基に、発生直後から8カ月間にわたって活動状況などを紹介してきた「能登半島地震」は本日で終了します。また、「石川県の被害状況」も最後となります。
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