木原稔防衛大臣は9月3日の閣議後会見で、能登半島地震への自衛隊の災害支援活動が8月31日に終了し、派遣部隊が原隊に復帰したことを報告した。自衛隊の災害活動期間は244日と過去最長となった。

 災害支援活動に従事した延べ114万人の隊員について、木原氏は「現場で被災者に寄り添い、誠実にひたむきに全力を尽くしてくれた隊員たちを大変頼もしく、心強く感じる」とねぎらった。

 能登半島地震への自衛隊の災害派遣は、8月31日の石川県珠洲市での入浴支援を最後に全ての支援活動が終了した。

 木原氏は能登半島地震での厳しい現状を述べた上で、「防衛省・自衛隊は人命救出を第一義として、捜索救助活動や生活支援活動などの災害対応をしてきた」とこれまでの活動を振り返った。

 さらに、「自衛隊の災害派遣活動は終了したが、被災地の復旧・復興のため、防衛省・自衛隊としても政府の取り組みには今後も協力をしていく」と強調した。


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