津波が到達した場所を示す学校の裏山に上り、語り部から当時の様子を聞いた
鎮魂の場で自衛官として学び、心に刻んだものとは・・・
 
 東日本大震災(平成23年3月11日)の大津波で児童74人、教職員10人の計84人が犠牲となった大川小学校(宮城県石巻市)に6月20日、仙台駐(司令・大野陸将補)2陸曹教育隊「第12期陸曹候補生課程」の33人が研修のため、足を運んだ。研修は陸曹として必要な徳操を養うのが目的だ。大震災直後から〝悲劇の舞台〟としてさまざまなメディアなどに取り上げられた同校は今「震災遺構」として整備され、「いのち」を考える防災教育の場として学校の新規採用者や企業の新入社員たちが訪れる。自衛隊にとっても、「防災」は重要な任務につながる。曹候生たちは大震災の象徴的な追悼の場、鎮魂の場で何を感じ、今後の自衛官生活へ向け、何を糧かてにしようと心に刻んだのか-。所感文コーナー「みんなのひろば」特別版として、寄せられた4人の思いを紹介する。

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