2月29日夜、青森県の陸奥湾の沖合でホタテの養殖漁船に乗っていた4人が海に転落し、このうち3人が死亡し、1人が行方不明となっている。同日から海上保安庁のほか、海上自衛隊も捜索に加わり、残る1人捜の捜索を続けた。3月1日の日中は捜索を続けていたが、気象条件の悪化もあり、夜間の捜索は中断。2日も捜索を続ける方針。

 青森海上保安部によると、29日午後7時20分ごろ、青森県の陸奥湾で、横浜町漁業協同組合に所属するホタテ養殖漁船の「たか丸」が、「午後に港を出たあと帰ってこない」と118番通報があった。

画像: 大湊地方総監部の部隊が現場海域へ派遣された

大湊地方総監部の部隊が現場海域へ派遣された

 同日午後8時20分に第二管区海上保安本部長から海自大湊地方総監に対し、行方不明者の捜索に関する災害派遣要請があった。大湊地方総監部(青森県)は海自25航空隊のSH60哨戒ヘリコプターのほか、海自水中処分隊の水中処分母船を現場海域に派遣した。海保も巡視船艇3隻で捜索活動を実施した。横浜町漁業組合所属の漁船約20隻も加わった。3月1日も同様の勢力で捜索活動を続けた。2日も捜索を続ける見込み。


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