酒井良海上幕僚長は9月5日の定例会見で、日本の水産物の消費拡大に積極的に取り組むとして、新たなロゴマーク「艦めしーふーど」を発表した。新ロゴマークは海自の艦艇や部隊などで、隊員が食べる食事「艦めし」のロゴマークをアレンジ。「元気の素は国産水産物!」とのメッセージも入っている。

 福島第一原発の処理水の海洋放出を受け、中国が日本の水産物輸入を全面的停止。こうした中で、日本産水産物をアピールする目的で、ロゴマークを作成した。

 酒井海幕長は「消費拡大に貢献したい」と話した。海自は部隊の食事について、日本の水産物を多く取り入れた献立にするなど、消費拡大に取り組んでいく方針。

 さらに酒井海幕長は「国産水産物を使用したレシピをSNSで発信する」と、積極的に情報発信していく考えを述べた。


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