海上保安庁は8月24日、令和6年度の概算要求を発表した。総額は2759億円で、今年度当初予算に比べて13%増え、過去最大となった。尖閣諸島(沖縄県石垣島)周辺で中国公船の活動が活発化するなど厳しい安全保障環境の中、大型巡視船4隻の建造に取り組む。さらに台湾有事などを念頭に防衛省・自衛隊との連携強化を図るため、秘匿通信の強化や国民保護活動の調査研究・資機材整備などの予算を求めた。

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