防衛省は7月4日、防衛省の鈴木敦夫事務次官(61)の後任に増田和夫防衛政策局長(59)が就任する人事を発表した。発令は14日付。

 増田氏は昭和63年に旧防衛庁に入り、防衛省日米防衛協力課長などを歴任したほか、安倍、菅両政権で首相秘書菅を務めた。令和4年末の国家安全保障戦略などの安保3文書改定では、防衛政策局長として中心的な役割を果たした。

 また、土本英樹防衛装備庁長官(61)の後任に、同日付で、深沢雅貴地方協力局長(58)を起用する。10日付で首相秘書官に防衛省サイバーセキュリティ・情報化審議官の上田幸司氏(53)を充てる。

芹沢清官房長(59)は21日付で、次官級ポストの防衛審議官に起用する。防衛省出身の中嶋浩一郎首相秘書官(56)は14日付で官房長に就く。

 浜田靖一防衛相は4日の閣議後会見で幹部人事について「昨年末に策定された国家安全保障戦略などに基づく、防絵力の抜本的な強化をはじめとする諸課題にしっかりと取り組んでいくため、適材適所で行った」と説明した。


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