14旅団創隊17周年・善通寺駐開設73周年記念行事
<香川>陸自14旅団(旅団長・大場陸将補)と善通寺駐(司令・福元1陸佐)は4月29日、同駐(香川県)で「第14旅団創隊17周年および善通寺駐屯地開設73周年記念行事」を挙行した。
近年はコロナ禍のため、入場を制限し、規模を縮小した形で行事を行ってきたため、4年ぶりに駐屯地を一般開放しての記念行事となった。
今年度は、国会議員をはじめ、香川県知事、地元の善通寺市長、各地方自治体の長、各協力団体の会長ら多くの来賓に参加してもらうとともに、募集対象者や一般約8000人が来場した。
式典で大場旅団長は、「第14旅団は、『四国の護(まも)りの要』であり、また、機動旅団としてわが国の抑止・対処の中核を担うわれわれは、地域の皆様から信頼され、国民の負託に応えられる強い部隊でなければならない。『万事任務が基準』を合言葉に、いかなる事態にも即応し、与えられた任務を完遂できるよう『実力の進化』を図るとともに、『地域との連携』を常に意識して隊務に取り組んでいこう」と述べた。
装備品展示やロープ訓練展示で楽しむ来場者
<編集部より>
1面に続き、2面でも「周年記念行事」にこだわってみました。陸上自衛隊14旅団と善通寺駐屯地で開催された創隊・開設記念。「四国の護(まも)りの要」として地域に密着している姿は寄せられた写真が物語っています(デジタル版でおススメです)。募集対象者、一般約8000人が来場するという、その多さにもビックリです。物珍しさだけでは、こんなに集まらないような気がします。訓練展示はもちろん、実際に参加できる体験、とくに隊員のサポートの下、実施されたロープ体験の笑顔いっぱいの子供の写真が秀逸でした。新聞では2枚使用し、大きく展開してみました。
ほかでは、いつも多くの報告を寄せてくれる美幌駐屯地6即応機動連隊が、地元警察署員を招いた交通安全・飲酒運転防止講話の報告に着目です。「『不幸な隊員・家族を絶対に出さない』との思いから」という実施理由がキャッチ的にひかれました。さらに、抜き打ちで営門前で行ったアルコール呼気検査というのもなかなかです。検査する側、される側の表情がよく出ている写真をご覧ください。
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