【2023年2月7日(火)1面】 新潟地本新潟募集案内所(所長・髙地1陸尉)は1月16日、新潟市立巻南小学校で「自衛隊キャリア教育」を行った。同校校長から「児童の自衛隊に対する理解を深めたい」との要望を受け、実現したもので、当日は髙地所長、所員の榊原2空曹、原3陸曹、本部広報室の豊田3空曹が同校6年生の児童と教諭60人に教育を行った。

 前半は、髙地所長からの自衛隊の魅力、やりがいについての説明を熱心に聞き、多くの児童が質問する姿が見られた。

「災害時、けがをした成人男性」
児童10人が毛布1枚でどう運ぶ?

 後半は、模擬体験学習として「災害時にけがをした成人男性を児童10人で毛布1枚を使い、どう搬送するか」という内容で行った。児童は6グループに分かれてそれぞれの意見を出し合い、最後に4人の自衛官が搬送方法を展示すると、見学した児童、教諭から感嘆の声が挙がった。

教育後、児童から感謝の手紙
「国のためにはたらく仕事にあこがれ」

 教育が終わり、児童から「スライドを使った説明が面白くてわかりやすかった」「毛布を使って4人で大人を運べてすごいと思いました」、教諭からも「児童も自衛隊に興味を持ってもらうことができて良かった。また機会があればぜひ、お願いしたい」などの感想が聞かれ、後日、児童からは感想を書いた手紙が届くなど、高い広報効果があった。

 新潟地本は「今後も出張授業やさまざまな形で自衛隊の魅力を発信する広報活動を積極的に行っていく」としている。

画像: 熱心に説明に聞き入る児童たち(左)、搬送方法に試行錯誤した(右)

熱心に説明に聞き入る児童たち(左)、搬送方法に試行錯誤した(右)

児童からの手紙には、感謝の言葉がつづられていた


◆関連リンク
自衛隊新潟地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/niigata/


画像: 子供たちに自衛隊を知ってほしい 地元小でキャリア教育|新潟地本

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