【2023年1月30日(月)1面】 浜田靖一防衛大臣は1月23日の閣議後会見で、「安保3文書」にも盛り込まれた陸自の沖縄訓練場への設置を検討している補給拠点について言及。訓練場の敷地内に補給処支処を新編し、火薬庫を整備することを計画していることを明らかにした。

 浜田大臣は、「自衛隊の持続性・強靱(きょうじん)性を強化するため、火薬庫の確保は重要な課題」とし、日米間で検討を進めてきた結果、今月の日米外務、防衛担当大臣による「日米『2プラス2』」で、平成15年から共同使用を行っている嘉手納弾薬庫地区の追加的な共同使用を確認したという。

 具体的には、「嘉手納弾薬庫地区における既存の火薬庫3棟を陸自が新たに共同使用するため、日米間での調整を実施する」とした上で、「引き続き南西諸島における防衛体制を目に見える形で強化していく」と述べた。


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