【2022年11月11日(金)1面】 任務遂行中に職に殉じた隊員を追悼する令和4年度「自衛隊殉職隊員追悼式」(防衛大臣主催)が11月5日、防衛省で営まれ、岸田文雄首相、浜田靖一防衛大臣、遺族、自衛隊幹部ら約180人が参列した。
岸田首相は「尊い犠牲を無にすることなく、ご遺志を受け継ぐ」と追悼の意を示した=写真(首相官邸ホームページから)。また、浜田大臣は「身の危険を顧みず、任務の完遂に務め、志半ばにして職務に殉じられた事実を決して忘れることがあってはならない」などと述べた。
1月のF15墜落事故で死亡した2人も
防衛省によると、今回、追悼の対象となったのは35人(陸自16、海自15、空自4)で、昨年9月からの1年間に公務による災害で死亡と認定された隊員。今年1月に空自小松基地のF15戦闘機墜落事故で死亡した乗員2人も含まれている。殉職隊員の累計は2054人となった。