防衛省は10月1日、北朝鮮が同日午前6時台に西岸付近から2発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射したと発表した。いずれも落下したのは北朝鮮東岸付近で、日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定され、変則軌道で飛翔(しょう)した可能性があるという。
北朝鮮は9月25、28、29日と合わせ、1週間に計4回という前例のない頻度で発射している。防衛省・自衛隊は、米国などと緊密に連携し、情報分析と警戒監視に努めている。
1日発射されたミサイルは、1発目が午前6時42分ごろに発射。最高高度約50キロ程度の低い高度で、約400キロ程度飛翔した。また、2発目は同6時58分ごろ発射。最高高度約50キロ程度の低い高度で、約350キロ程度飛翔した。
現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告などの情報は確認されていない。