【2022年8月19日(金)2面】 防衛省は8月16日、浜田防衛大臣とオースティン米国防長官の電話会談が同日行われたと発表した。

 防衛省によると、冒頭、浜田大臣から防衛大臣就任のあいさつを行い、オースティン長官から祝意が示された。

 両閣僚は、わが国のEEZ(排他的経済水域)内への着弾を含む、今月上旬の中国による弾道ミサイルの発射を強く非難するとともに、地域におけるいかなる事態にも対応できるよう、閣僚レベルを含め、緊密かつ隙(すき)のない連携を図っていくことを確認した。

 また、両閣僚は、現下の北朝鮮情勢を踏まえ、日米韓の防衛協力の重要性について一致した。

 浜田大臣は、国家安全保障戦略などの策定を通じ、防衛力の抜本的強化に取り組む決意を述べ、オースティン長官は、これを歓迎。両閣僚は、双方の戦略を擦(す)り合わせていくことを確認した。

 両閣僚は、米軍再編計画の着実な進展のため、引き続き日米で緊密に協力していくことで一致したほか、引き続き緊密に連携し、日米防衛協力を一層強化し、また、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に取り組んでいくことを確認した。


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