防大夏季定期訓練第3学年部隊実習

 【2022年8月3日(水)2面】 防衛大学校3年生による夏季定期部隊実習。射撃や戦闘など一連の訓練に臨んだ学生たちの表情が板妻駐34普連(連隊長・水野1陸佐)から寄せられた。

 【7月7日】

 東富士演習場で令和4年度「防衛大学校夏季定期訓練第3学年部隊実習」に参加している防大3年生に対して、5.56ミリ機関銃MINIMIの検定射撃を実施した。

 学生たちは、じ前の射撃予習などで機関銃の特性と射撃要領を把握して検定に臨み、厳正な射場統制下で終始緊張感を持って射撃。練度の評価・判定を受けて射撃能力の向上を図るとともに、射場勤務要領についても研修し、訓練を終了した。

画像: 撃ち方の指導を受ける

撃ち方の指導を受ける

画像: 集中して射撃に臨んだ

集中して射撃に臨んだ

 【7月8日】

 東富士演習場で3年生(8人)によるバトラを使用した戦闘訓練を実施した。

 8人は当初、バトラの取り扱い、小銃小隊(各個・分隊)の基礎的な戦闘行動を演練した後、林内における攻撃時の連携した前進・射撃要領などを段階を踏んで訓練した。

 学生たちは、最初は戸惑いながらも一つひとつ理解・実践しながら練度を向上させ、終盤ではチームを組んで遭遇戦を実施。普通科隊員さながらの戦闘動作により、小部隊の指揮、戦闘行動について理解を深め訓練を終了した。

画像: 基礎的行動について演練する

基礎的行動について演練する

画像: 躍進しながら敵に対し射撃

躍進しながら敵に対し射撃

画像: 連携して敵との距離をつめる

連携して敵との距離をつめる

 【7月18~19日】 

 東富士演習場で防大3年生に対して、約40キロの徒歩行進訓練を実施した。

 行進訓練は18日夕刻から開始。訓練を担任する3中隊の指揮の下、防大生は背のうを背負い小銃を携行した重装備で、起伏ある演習場内の経路を行進規律を保持し四周を警戒しつつ、一致団結して力強い足取りで黙々と行進した。

 19日早朝には目的地に到着し、無事に完歩を果たすとともに、普通科部隊の徒歩行進能力の把握、体力・気力の向上を図り、訓練を終了した。

画像: 行進を開始する学生たち

行進を開始する学生たち

画像: 行進前に経路を確認

行進前に経路を確認

画像: 行進前に前方を警戒

行進前に前方を警戒


◆関連リンク
陸上自衛隊 第34普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/1d/unit/34i.html



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