【2022年5月25日(水)1面】 防衛省は5月13日、新領域として重要な事業に位置付けている「宇宙」と「サイバー」について、米国で開催された協力ワーキンググループの会合の内容を発表した。
日米宇宙協力ワーキンググループ(SCWG)第8回会合は5月11日(現地時間)に米国防省(ワシントンDC)で行われ、日本側は大和太郎・防衛省防衛政策局次長(日本側議長)ら、米国側はジョン・ヒル米国防次官補代理(米国側議長)らが出席した。
SCWGは、2015年4月の日米防衛相会談における合意に基づき、宇宙分野における日米防衛協力を一層促進する観点から設置された。
第8回会合では、日米防衛当局双方の宇宙政策に関する情報共有を行い、両国防衛当局における各種取り組みの現状などについて認識を共有するとともに、宇宙分野におけるさまざまな取り組みに係る日米協力について包括的な意見交換を行った。
一方、日米サイバー防衛政策ワーキンググループ(CDPWG)第8回会合は5月12日(現地時間)から、同じく米国防省で行われ、日本側は大和局次長(日本側議長)ら、米国側はミカ・オーヤン米国防次官補代理(米国側議長)らが出席した。
CDPWGは、2013年8月の日米防衛相会談における合意に基づき、日米防衛協力を促進する観点から設置された。
第8回会合では、双方のサイバー政策に関する情報共有を行い、サイバー分野における取り組みに係る日米協力について意見交換を行った。