女性向け説明会「あったら便利グッズ」|岐阜地本
宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は2月11日、女性限定の入隊予定者説明会を22即応機動連隊(多賀城)、416会計隊(船岡)の支援を受けて実施した。今年5回目。
説明会は、陸海空女性自衛官教育隊の概要、入隊に向けての準備について女性ならではのアドバイスとアイデアが盛りだくさんの内容となった。
入隊案内に記載はないが、教育中の訓練、生活で重宝すると思われる用品を集めた「あったら便利グッズ」コーナー、着隊日に携行する持ち物を展示した「着隊当日のバッグ」コーナーは今回も好評を博した。
また、22即機連の支援による装備品展示では、宿営用天幕の展張と装具装着を行い、訓練の疑似体験を楽しんでもらうとともに、入隊までの体力練成として紹介した「らくらく体幹トレーニング」では、「母と一緒にきょうから取り組みます」との声が多く聞かれた。
後段のグループ懇談では、女性リクルータ隊員の黒木3陸曹(416会計隊)のほか、今野陸士長、遠藤陸士長、徳差1陸士(22即機連)も加わり、入隊予定者の不安軽減を図るため親身に対応を行った。勤務員、参加者ともに大いに満足のいく説明会となった。
宮城地本は「入隊予定者と保護者の皆さんが安心して入隊日を迎えられるよう、引き続きサポートしていく」とししている。
防大予定者には隊員の体験談も|福岡地本
福岡地本(本部長・平松1陸佐)は2月26日、前川原駐で入隊・入校予定者と家族226人に対し、「一般曹候補生・自衛官候補生入隊および防衛大学校入校説明会」を実施した。説明会は、自衛隊、防大への理解を深めてもらうとともに、入隊・入校にあたっての安心感を醸成するのが目的。
曹候生・自候生説明会では、入隊・入校予定者が陸海空ごとに分かれ、自衛隊の部隊や職種、入隊後の教育隊での生活について詳しく説明を受け、防大入校説明会では、防大出身隊員による体験談を聞き、質疑応答を行った。
また、女性の入隊予定者に対して、陸海空女性隊員による説明会を実施した。当初は緊張した面持ちだったが、懇談の際には次第に打ち解け、終始和やかな雰囲気で実施することができた。
参加者からは「女性自衛官と話したことがなかったので、自衛隊での生活について知ることができて良かった」「一緒に入隊する子と会って安心した」「家族と離れての生活は初めてだが、きょう話を聞いて頑張れそうだと思った」などの声が聞かれた。
福岡地本は「一人ひとりの不安の軽減と払拭(ふっしょく)に 努め、入隊・入校まで親身になってサポートしていく」としている。
保護者「手厚いサポート安心」|大分地本
大分地本大分募集案内所(所長・阿部1陸尉)は2月27日、陸海空自入隊予定者と保護者計78人に対し、それぞれの現役隊員が入隊までの準備や入隊後の訓練、生活などについて説明を行った。
入隊を1カ月後に控えた入隊予定者や保護者からは、さまざまな不安や心配ごとについて質問があり、質疑応答が行われた。
参加者からは「入隊後の教育訓練についてイメージがわきました」「集団生活に対して漠然と不安な気持ちがありましたが、同期の仲間と一緒に乗り越えられそうな気がします」、また、保護者からは、「親元を離れて生活するわが子が心配でしたが、周りの手厚いサポートを受けられるようなので安心しました。成長が楽しみです」などの声が聞かれた。
大分地本は「今後も入隊予定者や保護者らに対する親身なアフタケアを実施し、自衛隊に対する理解の促進を図っていく」としている。