【2022年1月28日(金)1面】 山形地本鶴岡出張所(所長・齋藤1陸尉)は1月16日、鶴岡市銀座通り商店街で開催された「日本海寒鱈まつり」で広報展を行った。来場者数は主催者発表で6000人と、2年連続のコロナ禍の中で昨年の2倍以上の人数が来場。自衛隊の広報ブースが寒鱈まつり会場の受け付けの横にあったこともあり、子供連れの家族から高齢者まで、幅広い年齢層の多くの人が訪れた。

 【日本海寒鱈まつり】 鶴岡市のホームページによると、厳寒の日本海の荒波でもまれ、脂がのった寒だらをぶつ切りにし、みそ仕立てで丸ごと鍋にして味わう「寒鱈汁」(どんがら汁)は、鶴岡を代表する野趣あふれる冬の味覚。イベントは、この寒鱈汁を思う存分味わってもらおうと企画されている。

 広報ブースでは、自衛隊の活動や職種などについて紹介するとともに、昨年10月に実施された空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の庄内地区(山形県の日本海側)での展示飛行の写真や、今年度入隊した同地区出身者の紹介のパネル展示を行うなど、地域に密着した広報を行った。

ブルーインパルス隊長の写真パネルが好評

 ブルーインパルスは、昨年10月に庄内空港開港30周年を記念して展示飛行を行った。地元の空を飛んだということで、ブルーインパルスのコーナーは来場者の強い興味を引いた。来場者は展示飛行の写真を眺めたり、ブルーインパルスの隊長である遠渡2空佐の等身大パネルと記念撮影をするなどして楽しんだ。

 また、入隊者の紹介パネルコーナーでは、今年度入隊した庄内地区の高校10校の卒業生20人を紹介。母校の生徒に向けた内容となっており、特に高校生に対して自衛隊をより身近に感じてもらう良い機会となった。

画像: 庄内地区出身の入隊者紹介を眺める来場者

庄内地区出身の入隊者紹介を眺める来場者

 寒鱈まつり限定の鶴岡所特製手作り缶バッジも大好評で、イベント終了時刻よりも早く配布終了となった。

画像: 鶴岡所手作りの缶バッジ

鶴岡所手作りの缶バッジ

 鶴岡所は「今後も地域イベントなどで広報展を実施し、地域の皆様に自衛隊を身近に感じてもらい、楽しみながら自衛隊に興味をもってもらえるよう取り組んでいく」としている。


◆関連リンク
自衛隊 山形地方協力本部
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