【2022年1月25日(火)1面】 令和4年が幕を開け、間もなく1カ月が経つ。地本の活動も徐々に増え、その活動ぶりが各地から届けられるようになった。新型コロナウイルスの感染が急拡大し、今年もまた、感染対策の徹底を余儀なくされる1年となるのだろうか。広報、説明会、ブースの設置、部隊支援、援護、研修、講話…。制約を受ける中で工夫を凝らす日々が続く。自衛隊をアピールするため新年から懸命に活動した栃木、札幌、兵庫、富山の4地本の報告を紹介する。

 栃木地本(本部長・梶1陸佐)は1月13日、CTR栃木放送でラジオ放送中のコーナー「マツイの知らない世界」に出演した。番組担当アナウンサーの松井さんが知らないとされる「趣味・仕事・専門職等」の話をゲストに聞いていくというコーナーで、栃木県自衛官募集相談員からの紹介で出演が決まった。

 放送は「ビシッとした制服姿で、入ってきた瞬間に誰だかわかります。国を守っている方ですよね」というアナウンサーのコメントから始まった。

 出演した広報室長の中島1海尉は自己紹介の中で、海上自衛隊のパイロットであることを伝えると、松井さんは「飛行機は航空自衛隊だと思っていたが、海自で飛行機に乗っているパターンもあるんですね」と驚いた様子だった。

 また、中島1尉が「海自は日本の周辺海域を守るために、船や飛行機などで365日警戒監視に当たっています」と説明すると、松井さんが「私たちは常に何らかの形で守られているんですね。それを意識して生活できているでしょうか」とリスナーに問いかける場面もあった。

 さらに、中島1尉が「訓練は任務を絶対達成させるという気持ちで行っています」と伝えると、「(状況を)リアルにイメージしなければいけないことは難しいですよね。どうしても平和な状態を見てしまいます」と応じていた。

 コーナーの最後には「仲間が増えるとうれしいのでは」というアナウンサーからの問いかけに、「今年の4月に入隊できる試験も残っているので、興味のある方は目指してほしい」とアピールした。

 栃木地本は「今後もラジオ出演などの機会を設け、自衛隊に対する理解促進と親近感の醸成を図っていく」としている。

画像: 広報室長がラジオ出演 "自衛隊の世界"を紹介|栃木地本

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自衛隊 栃木地方協力本部
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