【2021年11月9日(火)2面】 航空幕僚監部は10月26日、航空自衛隊が同21日に伊空軍に委託する教育に関する「航空自衛隊および伊空軍間のIFTS(International Flight Training School)における教育訓練についての取り決め」を伊空軍と合意したと発表した。空自操縦者の効果的な養成、伊空軍との防衛交流・協力の推進が目的。

 取り決めでは、伊空軍で教育を担任しているIFTSに空自隊員を派遣するために必要な事項を記載。空幕長の井筒空将、伊国防武官のアニャレッリ大佐らが出席した.

 IFTSは、各種戦闘機操縦者の養成を目的に、最新の練習機(T346)および器材などを用いた教育を実施している学校で、取り決めにより空自隊員の派遣が可能となる。

 また、IFTSへの空自隊員の派遣は、空自と伊空軍の防衛協力・交流を推進する上で重要な意義があるとしている。


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