【2021年10月20日(水)1面】 京都地本亀岡募集案内所(所長・小池1陸尉)は9月25日、亀岡市の地元サッカーチーム「京都サンガF.C.」のホームスタジアムである「サンガスタジアムbyKYOCERA」で海自舞鶴音楽隊の協力を得て自衛隊の広報活動を行った。
舞鶴音楽隊による音楽演奏では、「軍艦」をはじめ「紅蓮華」など合計5曲の楽曲を選手入場時とハーフタイムに演奏した。
演奏を聴いた観客からは、「演奏に感動しました。今後も機会があればぜひ、スタジアムで生演奏をしてほしい」「選手入場時の演奏には、鳥肌が立った」などの多くの反響が寄せられた。
また、舞鶴音楽隊の音楽演奏のほか、観客の導線上に自衛官募集のポスター掲示、大型ビジョンに自衛官募集動画を含めた自衛隊のPR動画を合計4動画上映するなどの募集広報活動を行った。
亀岡所は「J2の首位を走るサンガの勢いと、地元との一体感を力に、今後も地域に根付いた募集広報活動を行う」としている。
「夢叶った」2士が初演奏
京都地本が広報活動を行った9月25日の「京都サンガF.C.」の試合で協力した海自舞鶴音楽隊のメンバーに、初々しくも力強くデビューを果たし、演奏の大舞台に立った2人の海自隊員がいた。
デビュー演奏を迎えたのは、今年の春に海自に入隊した野本2海士=写真(右)=と飯盛2海士=同(左)。
この日、約5000人の観客の中で演奏する2人に緊張の面持ちはなく、合計5曲の楽曲を演奏した。
演奏を終えた飯盛2士は、「中学生の時に自衛隊の音楽隊に入りたいとずっと憧れていた。きょう、大勢の観客の皆様の前で演奏することができて、改めて夢が叶ったと実感した」と感想を述べた。
京都地本は「自衛隊には魅力的な職種が数多くある。今後もこのように夢を叶えた隊員を紹介することにより、多くの方々に自衛隊の仕事の魅力を知ってもらいたい」としている。