職業として自衛官に魅力感じた|大阪地本
【2021年10月19日(火)1面】 大阪地本(本部長・濱田陸将補)は9月4日、空自岐阜基地が実施した「岐阜基地オープンベース」に募集対象者12人を引率し、参加した。オープンベースは、基地に所在する主要な部隊や広報館を1日で効率的に見学できるイベント。近傍に空自の基地がない大阪地本にとって、空自をPRできる絶好の機会となった。
最初に4高射群のペトリオットを見学した後は、自衛隊岐阜病院、広報館、消防班、岐阜基地管制塔、飛行開発実験団の航空機の順で見学を実施した。
各見学場所では、装備品や各特技の説明があり、これまで地本広報官による説明のみで空自をイメージしてきた参加者は、改めて空自の任務や特技について理解を深めることができた。
特に消防班では、実際の消防装備品の操作を体験したほか、飛行開発実験団では現役パイロットと会話することができ、参加者は積極的に質問していた。
参加した募集対象者からは、「実際に装備品を見学し、隊員の話を聞けたので、空自に対する理解を深めることができた」「各特技がそれぞれ役割と責任をもって仕事に取り組んでいると感じた」「職業として、航空自衛官に魅力を感じた」などの意見を聞くことができた。
大阪地本は「今後も空自の基地で実施される見学などに積極的に参加し、一人でも多くの府民に自衛隊について理解を得られるよう尽力していく」としている。
職種、生活環境も紹介|千葉地本
千葉地本(本部長・大山1海佐)は8月19日、空自習志野分屯基地で開催された「中空オープンベース」に募集対象者8人を案内した。
オープンベースは、募集対象者に対し、空自の多様な職種や隊員の勤務内容、生活環境などを紹介して魅力を伝え、職業選択肢の一つとして考えてもらう目的で開催された。
オープンベースでは、副隊長のあいさつ、空自と1高射隊の概要説明、空自広報用映像の上映、職場と内務班の庁舎案内、陣地地区展示見学などを実施した。
参加者からは、「ペトリオットシステムが動いているところがかっこよかった」「警備犬の存在を初めて知った」「生活環境が整っていて生活しやすそう」などの感想があった。
千葉地本は「これからも各関係協力団体や地域の理解、協力の下、地域と一体となった募集広報活動を関係部隊と連携しながら部員一同推進していく」としている。
消防車両も見学|空自百里基地
<茨城>空自百里基地(司令・石村空将補)は8月21日、高校生らを対象とした基地見学会「中空オープンベース」を開催した。
当日は新型コロナウイルス感染防止措置と体調管理を徹底した上で、航空機や消防車両などの見学を実施。職業選択の一つとして空自の多種多様な職種や隊員の勤務・生活環境を紹介した。
参加者は隊員の説明に対して熱心に耳を傾け、空自への理解を深めた。