現役学生の支援得て防衛大学校説明会｜群馬地本

　群馬地本高崎地域事務所（所長・土屋3陸尉）は8月5日、同所で防衛大学校3年の柳澤学生と2年の中澤、松田両学生の3人の支援を受け「防衛大学校説明会」を開催した。

　従来の説明会は、休暇を利用して帰省中の学生に依頼を行い実施しているが、今回は説明会参加希望者に4人の女子高校生がいたため、女子学生である松田学生は依頼に基づき対応してもらった。

　今年も昨年同様、参加予定者数を超える申し込みがあり、コロナ禍と猛暑で手狭な事務所の密を避けるため2部制で行い、当日は8人の学生とその保護者計12人が参加した。

　全般説明では、防大生の自己紹介やDVDを鑑賞し、質疑応答では受験対策や入校後の生活などさまざまな質問を受け、受験へ向けての不安解消を行った。

　個別相談では、男女に分かれてそれぞれフリートークを実施。男子学生は、試験対策を主に説明し、将来自衛官になるための心構えなどを早々と教育していた。女子学生は、女子トークを交えながら女子寮ならではのルール、体力や健康面、学友会活動などの生活面の質問が多くあった。

　終了後は恒例の連絡先交換を行った。防大生たちは過去に自身も先輩防大生と連絡先を交換し、受験サポートを受けていた経験があり、説明会を通して自分たちに続く後輩育成のため育てる募集広報を行った。

　群馬地本は「防大生とともに、育てる募集広報に力を注ぎ、防大を目指す学生のサポートをしていきたい」としている。