中部方面警務隊第130地区警務隊（隊務優秀）守山

　陸自警務隊（警務隊長・吉田陸将補）は6月15日、警務隊創隊68周年を迎え、記念行事を実施した。

　昭和28年6月15日、当時の400警務大隊の所属隊員のうち109人が警務官に任命され、全国24カ所の駐屯地に分遣隊を設置して司法警察職務を開始したことから、この日を警務隊創隊記念日としている。

　コロナ禍における行事のため、感染予防に配慮して、各方面警務隊、中央警務隊、各地区警務隊などに対するリモートによる警務隊長訓示、市ケ谷駐慰霊碑における警務隊の殉職隊員8人の慰霊・追悼のほか、隊務優秀部隊として中部方面警務隊130地区警務隊（守山）、西部方面警務隊303保安警務中隊（健軍）の表彰を実施した。

　また、全国各警務隊でも精神教育や、警務隊員の職務遂行に必要な姿勢、態度、装具などの着用、諸動作について点検する警務点検を実施。強固な団結、厳正な規律、士気の高揚を促した。

　警務隊長は「部内秩序の維持に専従する警務隊、警務官として自らの使命を改めて自覚する一年で最も重要な日であり、警務官として常に儀表たる誇りを堅持して、それぞれの職務に邁進することを期待する」と訓示した。