【京都】陸自関西補給処(処長・小谷陸将補)は5月13日から21日の間、フォークリフト操作員養成訓練を実施した。(他写真5枚)
関西補給処は中部方面隊の兵站支援の中枢として、平素から広範多岐かつ大量の補給品などの受領・保管・集積・発送などの業務を実施。有事には全国レベルでの支援を行い、数千本のコンテナを限られた期間で梱包・発送しなければならない。このため、楊重の主力であるフォークリフトの運用は必要不可欠で、高い技術を有した操作員は必須。
訓練はフォークリフト運転技能講習規定に基づき、フォークリフトの構造や取り扱い、運転に必要な力学、関係法令に関する知識を学ぶ学科講習と走行・荷役の操作技術を習得する実技講習を実施した。
訓練修了者には、京都労働基準協会より「フォークリフト運転技能講習修了証」が交付される。
今年も7日間の訓練を通して関西補給処の隊員20人が資格を取得した。
関西補給処は「関西補給処のフォークリフト操作員は、後方支援を担う部隊などにとって極めて重要であり、高い技術を有した操作員養成に今後も全力を尽くし、補給処として効果的に支援任務が達成できるよう、引き続きより一層の錬磨に努めていく」としている。