【北海道】真駒内駐52普連(連隊長・今井1陸佐)は3月4日から7日の間、「第27回即応予備自衛官招集訓練」を実施した。即自への中級特技の付与を促進するのが目的。即自17人が参加した。
5日、重迫撃砲中隊が東千歳駐で、120ミリ迫撃砲の砲手試験を活用した即自による砲手競技会を実施。操法能力の向上を図るとともに、中隊の団結強化、隊員の士気高揚を図った。
競技要領は3個の服務小隊による対抗方式で、「小隊対抗の部」と「個人の部」で競い合った。5つの試験課目を各人が2回実施し、検定基準を厳正に適用した採点により順位を決めた。
参加した即自たちは自分の力と仲間を信じ、これまでの訓練で積み重ねてきた成果を遺憾なく発揮した。
小隊対抗の部では、1小隊が優勝。個人の部では、常備自衛官の練度にひけをとらない素晴らしい成績で中村即応予備3陸曹が個人戦を制した。
52普連は「即自に対する中級特技の付与を喫緊の課題として取り組んでおり、常即の練度向上の相乗効果を目指している」としている。