陸自高等工科学校（学校長・岩名陸将補）は4月7日、穏やかな春の日差しの下、第67期生徒344人の入校式を実施した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため来賓や保護者の参列は見合わせとなったが、松川るい防衛大臣政務官が立ち会い、保護者らに向けてはインターネットでライブ配信を行った。
式典では、岩名学校長が辞令書を交付し、344人を高工校生徒に任命。新入生代表の半井寛太生徒（千葉県出身）が服務の宣誓を行い、全力を尽くして学業に励むことを誓った。
学校長は式辞で、「自衛隊員としての自覚を持つ」「目標を立てて、日々努力せよ」の２点を要望した。続いて、防衛大臣政務官と陸上幕僚副長が訓示。新入生たちは真剣なまなざしで聞き入り、一つひとつの言葉をかみしめていた。
式後、グラウンドで上級生が歓迎パレードを実施。新入生たちは、先輩の堂々たる行進に圧倒されていた。
高工校は「それぞれの目標へのスタートラインに立った新入生344人の若桜たちの今後の活躍に期待したい」としている。
第67期生徒入校式
任命
宣誓
防衛大臣政務官訓示
