新年度に入り、自衛隊にも新しい風が吹く。2月から3月、「入隊・入校予定者激励会」が各地で開催された。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、会場では感染予防対策を徹底。その上で、従来と同様に開催する地域もあれば、規模を縮小するところも。予定者が首長にあいさつに出向くケースもあり、主催者側の対応はさまざまだ。
明日の日本を支える若者たちは、地元の熱い期待を受け、改めて志を強くしていた。防衛日報デジタルでは「入隊・入校予定者激励会特集」を2日にわたって紹介します。本日は、福島地本、静岡地本、福岡地本、大阪地本です。
各町村役場で激励会|福島地本
福島地本郡山地域事務所(所長・浅木1陸尉)は2月18日から3月4日の間、県内4町村が主催した令和2年度「入隊予定者激励会」を支援した。
2月18日に鏡石町で3人、同22日に小野町で3人、同24日に天栄村で1人、3月4日に三春町で1人の入隊予定者が、それぞれの町村役場で激励を受けた。
緊張の面持ちで参加した入隊予定者に対し、各町村長が激励の言葉とともに記念品を贈呈。本部長も熱いエールを送った。入隊予定者は、「立派な自衛官になる」という強い決意を表明した。
郡山所は「入隊後の活躍する姿が目に浮かんだ。今後も各自治体と連携して新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら、入隊予定者とその家族を幅広くサポートして着隊に結びつけていく」としている。