徳島地本（本部長・小林1海佐）は2月15日から19日の間、徳島駐の給食を地本公式ツイッターで紹介した。
徳島駐は、陸自がこのほど実施した「陸自飯グランプリ」に徳島ラーメン、阿波尾鶏のジャークチキン、釜揚げしらす丼、すだちパウンドケーキの4品をエントリーしたが、惜しくも上位には食い込めなかった。
しかし、地元のしらすをたっぷりと使用した「釜揚げしらす丼」は、駐屯地イベント「どんぶりナンバーワングランプリ」と「名物献立決定戦」で2冠を達成した人気メニュー。徳島駐の食堂では、地元の産物、特産品を生かし、管理栄養士の監修のもと、栄養バランスを考慮したご当地メニューが多く提供されている。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅行ができない隊員に少しでも旅行気分を味わってもらおうと、全国各地のメニューや世界の料理を献立に加えるなど、栄養面だけでなく、精神面からも自衛隊員を支えている。
徳島地本は「今後も徳島県所在部隊などと連携・協力し、自衛隊の魅力をさまざまな角度から発信していく」としている。
＜防衛日報 2021年3月17日（水）1面＞
Twitter: @tokushima_pco tweet
twitter.com陸自飯グランプリ
陸上自衛隊が開催した「陸自飯グランプリ」の投票が2月28日に締め切られ、真駒内駐の「日本新三大夜景藻岩山ラーメン」がグランプリに輝いた。
陸自によると、海自が「海軍カレー」、空自が「鶏の空揚げ」でアピールする中、陸自も全国の駐屯地の給食にスポットを当てることで、親近感や知名度の向上などにつなげるのを目的に企画。「ラーメン」「肉料理」「丼」と、地元の特産品などを生かした「ご当地グルメ」の4部門で、2月19日までに約370点がエントリーした。
その後、各部門の1位が選出され、24日から28日の間、陸自の公式ツイッターで総合1位（グランプリ）を決める決戦投票を実施。ラーメン部門トップの「日本新三大夜景藻岩山ラーメン」が、他の3部門でトップになったライバルを抑え、「陸自飯」の頂点に立った。
陸自飯グランプリ 「日本新三大夜景藻岩山ラーメン」
「陸自飯グランプリ」に輝いた真駒内駐の「日本新三大夜景藻岩山ラーメン」は、駐屯地から望む日本新三大夜景の山、藻岩山（標高531メートル）を1万分の1にミニチュア化（高さ約5センチ）して再現した＝写真（陸自ホームページから）。
陸自公式ツイッターによると、麺の上に焼豚スライス、もやし、キャベツ、長ネギなどをトッピングし、「壮大なスケールとロマン感じさせる一品」になっている。
3月6日、陸自公式ツイッターで各部門の1位から4位までのメニューが発表された。メニューと駐屯地は次の通り。
ラーメン部門
1位 日本新三大夜景藻岩山ラーメン（真駒内駐）
2位 金鯱まぜそば（守山駐）
3位 油そば（三宿駐）
4位 大地の恵みスープカレーラーメン（帯広駐）
肉料理部門
1位 三種肉ひつまぶし（守山駐）
2位 札幌チキンスープカレー（札幌駐）
3位 釧路スパカツ（釧路駐）
4位 チキンのMedicalカレー（三宿駐）
丼部門
1位 三宿丼（三宿駐）
2位 ポパイ飯（守山駐）
3位 穴子天丼～テレビ搭編～（真駒内駐）
4位 釧路勝手丼（釧路駐）
ご当地グルメ部門
1位 伊丹飯（伊丹駐）
2位 もりやまスペシャルランチ（守山駐）
3位 ミックスフライ（滝ケ原駐）
4位 なよろ煮込みジンカレー（名寄駐）
レシピは全て陸上自衛隊ホームページより
