愛知地本(本部長・福重1陸佐)は1月17日と31日、守山駐で一般曹候補生と自衛官候補生(女性要員)の入隊予定者説明会を実施した。2日間で入隊予定者とその家族ら87人が参加した。入隊予定者の疑問や不安を解消し、入隊意志の確立と入隊者間の仲間意識の醸成を図るのが目的。
説明会では、はじめに募集課募集班長の古川1尉が入隊の時期、場所、入隊後の生活などを説明し、その後、愛知地本に勤務する女性隊員とリクルータを紹介した。
女性隊員とリクルータはそれぞれの会場に分かれ、参加者と懇談。さまざまな質問や意見が飛び交っていた。参加者の緊張が解けると、会場内が笑いに包まれる場面もあった。入隊予定者同士がお互いの連絡先などを交換したり、保護者も輪になって話し合ったりする場面も多く、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。
今回は、守山駐業務隊補給班の松坂仁美陸曹長と10通信大隊2中隊の松坂千尋3陸曹が、リクルータとして親子で参加。さらに松坂曹長の三女も、今春の入隊予定者として参加した。
また、35普連で後期教育中の原野マリア2陸士も参加し、リクルータとして入隊後の教育などについて最新情報を提供した。
陸海空の各リクルータは、多くの質問に具体例などを挙げて丁寧に回答し、入隊予定者と保護者の不安を取り除いた。
参加者からは「参加してよかった。早く準備したい」「今日、友だちができた」「入隊したら、同期として一緒に頑張る」などの声があった。
愛知地本は「多くの優秀な人材を確保するため、今後も参加者の立場に立ち、真心を込めて各種行事に邁進(まいしん)していく」としている。